第1章｜今週の市場分析──相場はノイズ、私は構造を見る
私は、相場の「値動き」よりも「構造」を見るようになった。
なぜなら、値動きは感情で揺れるが、構造は裏切らないからだ。
2025年12月第3週。
米国市場は不安定な動きを見せている。
ダウ平均は反落と反発を繰り返し、
ナスダックは高値圏での調整色。
CPIは前年同月比プラス2.7％。
インフレは沈静化しつつあるが、「完全勝利」ではない。
FRBは利下げを実行した。
だが、問題はその後だ。
市場はすでに「利下げそのもの」では動かない。
次に何回、どこまで下げるのか。
この不透明さが、相場を横ばいにしている。
日本市場も同様だ。
日経平均は節目である5万円を挟んで神経質な動き。
日銀は利上げ観測。
円高圧力、金利上昇、株式の上値は重い。
だが、私は焦らない。
なぜなら今は、
キャピタルゲインを狙う相場ではなく、キャッシュフローを積み上げる相場
だからだ。
価格が横ばい。
ボラティリティが低下。
これは「つまらない相場」ではない。
インカム投資家にとっては、最高の環境だ。
第2章｜TSYY底値と今後の分配金見通し──私は6.4ドルで覚悟を決めた
私はTSYYを、平均取得単価6.4ドルで2万株仕込んだ。
結果的に、これは「底値圏」での仕込みだった。
もちろん、未来は誰にもわからない。
だが、少なくとも私は「高値掴み」はしていない。
TSYYは、テスラ株を原資産とした
カバードコール型・超高配当ETFだ。
ここで重要なのは、
TSYYは「テスラ株そのもの」ではないという点だ。
・株価の上昇余地は限定される
・その代わり、オプションプレミアムが分配金として還元される
つまりTSYYは、
値上がりを捨てて、現金を選ぶ商品
私は、この割り切りができた。
現在のTSYYは、
・株価：約6ドル台
・分配金利回り：年200％超水準
・週次分配：1株あたり0.15〜0.18ドル前後
2万株保有している私の分配金は、
週：約36〜40万円
月：約120〜160万円
含み損はある。
だが、すでに20万円台まで圧縮された。
そして何より重要なのは、
含み損があっても、現金は毎週入ってくるという事実だ。
私はこう考えている。
株価は「評価」
分配金は「現実」
現実は、私の口座に毎週着金している。
第3章｜社畜の総資産と2万株戦略──資産額より装置を持て
私の総資産は、約8,200万円。
内訳はこうだ。
金融資本
TSYY：約2,000万円（2万株）
不動産
総額4,000万円
うち投資用3,500万円
アパート1棟＋戸建て3戸
キャッシュフロー：月34万円
年金関連
確定拠出・厚生年金など：約1,900万円
現金・暗号資産
数百万円（暗号資産は含み損あり）
ここで大事なのは、
総資産額そのものではない。
重要なのは、
毎月・毎週、自動で現金を生む装置をいくつ持っているか
私の場合、
TSYY → 月120万円
不動産 → 月34万円
サラリー → 月平均95万円
合計で、月250万円以上のキャッシュフロー源を持っている。
私はもう、
「給料日を待つ人生」ではない。
第4章｜サラリーマンの悲哀と戦略──私はムラ社会から距離を取った
私は一部上場企業で10年以上働いた。
転職も2回した。
そこで見えたのは、
日本企業特有のムラ社会だった。
・プロパー社員が最優先
・中途は使い捨て
・派遣は論外
・能力より空気
・成果より年次
私は、この構造を変えられないと悟った。
だから私は、戦わない。
静かな退職を選んだ。
・最低限の労働
・余計な人間関係を断つ
・評価を求めない
・時間を資本構築に使う
社畜は搾取ビジネスだ。
時間泥棒だ。
私はもう、
人生の主導権を会社に渡さない。
第5章 三つの資本を最大化せよ──人生はポートフォリオだ
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私は、資本主義をこう定義している。
人生とは、
三つの資本をどう配分し、どう回すかのゲーム
① 金融資本
お金が働く仕組みを作る。
TSYYや不動産は、そのための道具だ。
② 社会資本
人脈は量ではない。
信頼できる少数でいい。
将来はマイクロ法人で回す。
③ 人的資本
これがすべての土台だ。
私は毎日、
大股で歩く。
筋トレをする。
なぜなら、
血流が良くなる
思考が整理される
メンタルが安定する
他人に優しくなれる
強くなければ、生き残れない。
優しくなければ、意味がない。
私は、笑顔で達観して生きたい。
あとがき｜私はもう、数字に振り回されない
私はもう、
株価の上下に一喜一憂しない。
数字はただの数字だ。
本質は「構造」だ。
キャッシュフロー装置を作れ。
時間を取り戻せ。
身体を整えろ。
それが、
社畜が資本主義で生き残る唯一の道だ。
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