サンリオ(8136)株価見通し | 40代社畜のきょうの含み損

サンリオ(8136)株価見通し

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企業概要

サンリオ(8136)は、1960年に設立され、キャラクター商品やテーマパークの運営を中心に展開する企業です。世界的に有名な「ハローキティ」を筆頭に、「マイメロディ」「シナモロール」「ポムポムプリン」など、人気キャラクターを数多く抱えています。テーマパーク「サンリオピューロランド」や「ハーモニーランド」は国内外で高い人気を誇り、キャラクターグッズ販売、ライセンス事業、テーマパーク運営が収益の柱となっています。

業績

2025年3月期のサンリオの業績は以下の通りです:

売上高:974億円(前年同期比 +42.9%)

営業利益:309億円(前年同期比 +106.2%)

経常利益:314億円(前年同期比 -17.3%)

最終利益:25.6億円(前年同期比 -21.6%)

売上は大幅に増加し、特にキャラクターグッズの販売が好調でした。しかし、最終利益は減少し、コストの上昇や海外事業の投資負担が影響を与えています。

成長見通し

サンリオは今後も海外市場での成長を目指しています。特に中国市場への進出を強化し、現地でのキャラクターイベントやライセンス契約を拡大しています。また、デジタルコンテンツの分野にも力を入れ、モバイルゲームやバーチャルキャラクターの展開を計画中です。さらに、アジアを中心にパートナー企業との協業を進め、IPビジネスの収益力を強化する方針です。

社長人物

現社長の辻 朋邦氏は、創業者である辻 信太郎氏の孫で、2021年に社長に就任。若手ながらも積極的な経営手腕を発揮し、ブランド価値の向上を目指しています。彼のリーダーシップのもと、国内外での事業展開が加速しており、特にアジア市場での拡大に注力しています。

配当利回り

サンリオの年間配当は53円、現在の株価5,974円に基づく配当利回りは約0.89%。安定した配当を維持しつつ、成長に向けた再投資も積極的に行っています。今後、利益水準の改善が進めば、さらなる配当の増額も期待できます。

株主優待

サンリオの株主優待は、「サンリオピューロランド・ハーモニーランド」の共通入場券です。保有株数に応じて以下の優待が提供されます:

100株以上:1枚

300株以上:3枚

1,500株以上:6枚

3,000株以上:9枚

6,000株以上:12枚

家族連れに人気で、株主優待を目当てに保有する投資家も多いです。

チャート分析

サンリオの株価は2025年に一時7,315円まで上昇。その後、利益確定売りなどで下落し、現在は5,974円で推移しています。テクニカル分析では、短期移動平均線(5日)が中長期移動平均線(25日)を上回るゴールデンクロスが近づいており、反発の兆しも見られます。ただし、6,000円の抵抗ラインは強く、ここを突破するかがカギとなります。

買いか売りか

サンリオ現時点では「中立」評価です。海外市場での成長期待がある一方、コスト増加や利益減少が懸念材料です。特に中国市場での成長とデジタル分野での拡大が今後の業績に大きな影響を与える見込み。短期的には5,500円台のサポートを確認しつつ、長期的には6,500円を超える動きが確認できれば買い増しを検討できます。

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