社畜の総資産8000万 毎日戦略公開 2025/10/12 | 40代社畜のマネタイズ戦略

社畜の総資産8000万 毎日戦略公開 2025/10/12

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第1章 暴落前夜の静寂――資産8,000万円の内訳と戦略の原点

2025年10月。
週明けの市場は波乱の予兆をはらんでいた。
SNSには「日経2,000円安」の見出しが踊る。
だが私は焦らない。
画面に映る自分の総資産は8,052万円。
この数字が、長年の積み重ねの結果であり、
同時に、これからの“盾”になると知っているからだ。

構成はこうだ。
不動産59.9%、年金24.4%、現金・暗号資産14.8%、株式0.9%。
家計支出は12万6,000円前後に抑え、
ローンを完済し、固定費を徹底的に削った。

月々の不動産キャッシュフローは34万円。
11室の物件が、淡々と現金を生む。
この金額があれば、給与が止まっても、生活総資産8000万 暴落なら仕込むチャンスは崩れない。
「守り」が整えば、「攻め」は落ち着いて判断できる。

資産を守るとは、「焦らない」ことだ。
暴落は誰にでも訪れる。
だが、準備をしている人間だけが、恐れずに立ち向かえる。
資産形成とは、株式投資ではなく、思考のリスクヘッジなのだ。


第2章 ETF三銃士――IGLD・JEPQ・1489による分散防衛の設計図

私の投資の中核は3つのETFにある。
それぞれ異なる性質を持ち、互いに弱点を補い合う。

1️⃣ IGLD(ファーストトラスト・ゴールド戦略ETF)
金+オプションの複合戦略。
年利回り15%超、インカムと防衛の両立。
不安定な市場では金が輝く。
IGLDは「暴落のときにこそ効く保険」であり、
その保険料を“配当”という形で受け取る。

2️⃣ JEPQ(モルガン・ナスダック高配当カバードコール)
AI、クラウド、半導体を軸とする成長株ETF。
分配金利回りは8〜12%。
短期的には波があるが、
長期では「成長と現金収入を両立」させる最良の仕組みだ。

3️⃣ 1489(日経高配当株50)
日本株市場の中核を担う高配当ETF。
為替リスクを抑え、安定した円建てキャッシュを生む。

現在の保有は以下の通り。

IGLD:800株

JEPQ:800株

1489:200株

配当の合計は月約9.7万円。
不動産の34万円と合わせ、月43〜44万円のキャッシュフロー。
目標は50万円。
そこに到達すれば、経済的独立=心理的独立に近づく。

暴落時は、3分割で仕込む。
IGLDは23ドル台、JEPQは52ドル台、1489は2,450円付近を狙う。
「待つ技術」を持つ者だけが、暴落後の回復を掴む。


第3章 社畜とパワハラ――沈黙する組織と、声を上げる個人

ある日、会議の空気が突然重くなった。
上司の一言で、全員が黙り込む。
声を荒げたわけではない。
だが、その場には「逆らえば損をする」という無言の圧が漂っていた。

私はその瞬間、気づいた。
職場とは、論理ではなく“空気”で動く場所だ。
正しさよりも、顔色が重視される。
その構造に抗うことは、ほぼ不可能に近い。

だからこそ、私は会社の外に“別の自分の柱”を作った。
資産。筋力。情報。
この3つがあれば、恐怖を乗り越えられる。

不動産の家賃収入は毎月変わらない。
ETFの分配金も安定している。
筋トレとウォーキングで体調を整えれば、
メンタルは折れにくくなる。

私は悟った。
組織は変えられない。
だが、自分の「防御力」は鍛えられる。

記録を取る。感情的にならない。
危険を感じたら距離を置く。
そして、自分の世界に集中する。
この繰り返しが、静かな自立を生む。

パワハラに苦しむ人に伝えたい。
戦うことよりも、離れる準備を始めよう。
その準備こそが、未来の自由を決める。


第4章 体と心の経済学――ウォーキング27,000歩が導く静かな覚醒

ウォーキングは、私にとって“瞑想”だ。
27,392歩。距離20.31km。
血圧120/63、心拍57、体脂肪率24.2%。
これらの数字は、私の「経済指標」でもある。

なぜなら、体が安定しているとき、
判断力・忍耐力・決断力がすべて上がるからだ。

筋トレは心のトレーニング。
重りを持ち上げるたびに、自信がつく。
ウォーキングは思考の整理。
長く歩けば、答えが見えてくる。

朝の空気、コントレックスの水、
オーディブルでの学び。
これが私の「市場前ルーティーン」。

ウォーキング中に聴くのは、
『ワールドビジネスサテライト』や『モーサテ』。
最新の金融情報をインプットしながら、
体の血流と脳の思考を同時に回す。

投資家である前に、一人の“人間”として整うこと。
それが市場に勝つための基礎体力だ。
健康=長期投資の持続性。
病気は、最大の機会損失である。


第5章 暴落はチャンス――社畜から資本家への静かな進化

暴落のニュースが流れるたび、
市場は悲鳴を上げ、SNSは恐怖で埋まる。
だが、私は静かに深呼吸する。

「暴落は、資本家のセール期間」
この言葉を信じ、準備を続けてきた。

日経が2,000円下げたとしても、
IGLD、JEPQ、1489は生き残る。
ETFの分配金は途切れない。
そして、暴落後には必ず反発がある。

私は、不動産・ETF・現金のバランスを再設計する。
現金比率を一時的に上げ、底値で拾う。
暗号資産は最小限に。
ビットコインは上昇期にだけ関わる。

「買わない勇気」「待つ技術」「焦らない精神」。
この3つを守るだけで、投資成績は安定する。

そして忘れてはならないのが、
**r>g(資本収益率は経済成長率を上回る)**という真理。
トマ・ピケティが示した通り、
労働より資本が優位な社会では、
資産を持つ者だけが未来を選べる。

橘玲の言う「マイクロ法人」の考え方、
そして「複業によるリスク分散」。
この二つを取り入れれば、
社畜であっても資本主義と共存できる。

結局のところ、暴落に勝つのは勇者ではない。
「待てる人」だ。
焦らず、諦めず、積み上げる人。
その静けさこそ、最大の武器になる。


🧭 あとがき ― 静かな自由のために

この文章は、私自身の実録であり、
同じように働きながら資産形成を続ける人たちへのメッセージでもある。

暴落のたびに揺れるのは、市場ではなく「心」だ。
筋トレとウォーキングで心を支え、
不動産とETFで生活を支え、
読書と経験で思考を広げる。

社会は変わらない。
だが、自分は変えられる。
そしてその変化こそ、自由の始まりなのだ。

終わり

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