社畜の総資産8000万 銀行株やばいのか?米国で信用不安。IGLD1000株買い増し | 40代社畜のマネタイズ戦略

社畜の総資産8000万 銀行株やばいのか?米国で信用不安。IGLD1000株買い増し

シバイヌ
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第1章 社畜のリアル:総資産8,044万円の現実と哲学

2025年10月、総資産はついに8,044万3,030円を突破した。
この数字は、決して一夜にして得られたものではない。
会社員として二十年以上、ストレスと組織の理不尽に耐えながら、
毎日の節約・積立・再投資を重ねた結果だ。

しかし、この資産の裏には「幸福」と「自由」の矛盾が潜んでいる。
働くことが人生のすべてだった時代は終わり、
もはや“社畜”であり続けることはリスクでしかない。
真の目的は「資産を築くこと」ではなく、
「資産に働かせ、自分の時間を取り戻すこと」だ。

資産の内訳は以下のとおりである。

不動産:48,200,000円(59.9%)

年金:19,590,650円(24.4%)

現金・暗号資産:6,715,426円(8.3%)

株式:5,919,096円(7.4%)

この分散こそ、リスクを抑えながらも着実に資本主義を生き抜くための「静かな防衛戦略」だ。
だが、数字だけを追う者はいつか心を失う。
トマ・ピケティが『21世紀の資本』で指摘した「r>g(資本収益率は経済成長率を上回る)」という法則は、
資本を持つ者と持たざる者の格差が拡大する現実を映し出す。
では、持たざる者はどうすればよいのか。

答えは――“働く以外の手段を持つ”こと。
それは不動産でも株でも、副業でもいい。
「給料」以外のキャッシュフローを持つ者だけが、
労働市場という戦場から一歩引いて生き延びることができる。


第2章 不動産投資Ⅰ:キャッシュフローが生む静かな自由

現在、不動産資産はアパート1棟と戸建て3戸。
総投資額3,500万円、月間キャッシュフロー34万円。
この数字が、日々の精神安定剤であり、人生の土台である。

自宅売却によって得たキャッシュ1,800万円は、
年内に利回り13%・1,600万円クラスの中古アパートへ投資予定。
これにより、月間キャッシュフローは34万円→50万円へ拡大する見込みだ。

不動産投資は、「インフレ防衛」の最前線でもある。
現金は劣化するが、物件は物理的に価値を持ち続ける。
さらに、家賃は時間とともに上昇し、
固定ローンの金利は変わらない。
これが“インフレ時代の盾”となる。

世の中が「株価暴落」に怯えるとき、
家賃収入は静かに積み上がる。
日々のサラリーマン業務が不安定であっても、
月末には確実に家賃が振り込まれる。
この「確実性」こそ、現代の幸福だ。


第3章 不動産投資Ⅱ:法人化と節税戦略、そしてマイクロ法人の思想

不動産投資の最大の武器は「法人化」である。
個人所有のままでは税金に押しつぶされる。
しかし、法人化によって節税・相続・信用すべてを掌握できる。

橘玲氏は『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』でこう述べた。

「税制の歪みを理解した者だけが、資本主義の裏口から抜け出せる。」

サラリーマンが“給料所得”である限り、
社会保険料と所得税で半分以上を失う。
だが、マイクロ法人を設立すれば、
経費化できる支出が劇的に増え、
税金ではなく「未来」にお金を回せる。

具体的には――

家賃の一部をオフィス経費化

通信費・交通費・書籍代を法人経費化

退職金制度の活用による自分年金化

これらを組み合わせれば、
“合法的に節税しながら”自分の事業を守る仕組みができあがる。

不動産は資本主義の荒波の中でもっとも堅実な資産防衛策であり、
法人化は「個人資本家」への最初の扉を開く鍵だ。


第4章 株式・ETF戦略:ソニーFG×IGLD、キャピタルとインカムの両輪

株式資産の柱はソニーフィナンシャルグループ(8729)とIGLD(First Trust Income ETF)。
どちらも戦略的に役割を分けている。

ソニーFG:キャピタル狙い(長期成長・安定配当)

IGLD:インカム狙い(高配当・毎月分配)

合計で年間配当616,240円(利回り11.54%)。
為替リスクを取りながら、ドル建て分配金を再投資することで、
“複利の雪だるま”を育てている。

市場は常に不安と欲望のバランスで動く。
今は米国市場が「利下げを巡る揺り戻し」で荒れているが、
長期投資家にとってはむしろ絶好の仕込み期だ。

暴落局面で**「IGLD+JEPQ」**を拾い、
上昇局面でキャピタルを得る。
これが社畜でもできる「寝ている間にお金が働く仕組み」である。


第5章 社畜の戦略:静かな退職とr>gの時代を生き抜く

今、会社という組織の中では「静かな退職」が広がっている。
表面的には従順に働きながら、心はすでに外に出ている。
感情を切り離し、時間を取り戻す。
これが令和の“闘わない戦い方”だ。

職場での人間関係は、ほとんどが「自己保身」と「支配」のゲーム。
そこにエネルギーを費やすより、
自分の資本を増やすほうが、はるかに合理的である。

ピケティのr>g理論は、格差社会を批判するための警鐘だった。
だが現実的に言えば、rを持つ者=資本を持つ者が生き延びる。
つまり、給与ではなく資産が人生を決める時代だ。

橘玲は言う。

「働かないおじさんこそ、最強の生存者だ。」

労働を手放し、仕組みで稼ぐ。
そのために、マイクロ法人・不動産・高配当ETFの三本柱を作る。
これが「社畜が資本主義と闘う現代の鎧」である。


📘 まとめ

総資産:8,044万3,030円

月間キャッシュフロー:34万円 → 50万円(見込み)

年間配当:61万6,240円

不動産法人化による節税

ソニーFG・IGLDで複利運用

静かな退職で心の自由を維持

「働かない勇気」と「仕組みを育てる覚悟」。
この2つがあれば、誰もが“資本主義の勝者”になれる。了

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