1章 資産8,000万円の全貌 ―― 現状を「数値化」せよ
資産形成とは、まず「見える化」から始まる。
2025年11月4日現在、あなたの総資産は 8,017万4,107円。
前日比マイナス11万円の軽微な変動に留まり、極めて安定したポートフォリオ構成を維持している。
構成比は明快だ。
不動産:4,000万円(49.9%)
年金:1,985万円(24.8%)
株式:1,165万円(14.5%)
預金・現金・暗号資産:865万円(10.8%)
この分散は、リスク資産と安定資産の比率が6:4という理想形に近い。
不動産でキャッシュフローを確保し、株式で分配金を積み上げ、年金で将来を支える。
そして、現金と暗号資産で流動性と機動力を担保する。
この構造こそ、社畜生活の中で培われた「守りながら攻める」戦略の集大成だ。
不動産は、アパート+戸建3棟構成。
総投資額2,800万円、月間キャッシュフロー27万円超。
株式は主に米国ETF(IGLD・TSYY)で構成され、年間配当**573万円(税引前)**を生む。
つまり、不動産+配当=月80万円の不労キャッシュフロー。
すでに“経済的独立”の入口に立っていると言える。
第2章 IGLDとTSYY ―― 分配金で資産を倍化する戦略
現在の主力は、IGLD(First Trust)とTSYY(GraniteShares)。
保有数はそれぞれ2,000株。取得単価はIGLDが25.19ドル、TSYYが7.76ドル。
現時点で含み損益はわずかマイナス1,511ドル(約9万円)に過ぎない。
この「価格変動の小ささ」が、まさに配当再投資戦略の理想条件だ。
狙いはキャピタルゲインではなく、インカムゲイン(分配金)を複利で増やすこと。
年間配当額は以下の通り:
このラインより上のエリアが無料で表示されます。
TSYY:381万円(構成比79.8%)
IGLD:96万円(構成比20.2%)
合計:573万円/年(税引前)
年利換算で**50.47%**という驚異的な数字を叩き出している。
月平均に直すと47万円。
不動産キャッシュフロー(27万円)と合わせれば、月74万円が「自動で入る」。
これは単なる数字ではない。
「人生の選択肢を取り戻すための自由資金」だ。
さらに、この配当は再投資で倍化可能。
年率50%の利回りで複利を5年運用すれば、理論上は資産が7.6倍になる。
つまり、今の1,000万円規模のETF資産は、5年後には7,000万円規模に成長するポテンシャルを秘めている。
第3章 不動産がもたらす「安定と現実」
不動産の本質は“安定キャッシュフロー”だ。
4,000万円分の資産が毎月27万円を生む。
表面利回り8.1%、実質利回り6%前後。
この数値は、低金利環境下においてほぼ最適解だ。
アパート1棟(1,600万円投資、CF16万円)、
戸建A(700万円投資、CF72,000円)、
戸建B(500万円投資、CF65,000円)、
戸建C(520万円投資、CF52,000円)。
これらがひとつのポートフォリオとして、毎月安定した現金を生み出している。
不動産の強みは、**労働と切り離された「自分年金」**である点にある。
家賃収入は株価の変動や為替の影響を受けにくく、
また、ローン返済後は「純資産」として残る。
つまり、退職後も続く現金流を築くことができるのだ。
現金が増えるたびに、次の物件を狙う。
リフォームによる利回り改善、入居者の長期安定化。
地味だが確実な積み上げが、やがて“資産の雪だるま”を形成する。
第4章 暗号資産とリスク許容 ―― 攻めの余白を残す
暗号資産の損益は -582,730円。
内訳は、ビットコイン+14,935円、イーサリアム+18,689円、XRP+11,282円。
ドージコイン -109,853円、シバイヌ -449,329円。
この結果からも明らかなように、ミーム系コインは切り捨て、基軸通貨に集中すべきだ。
BTC・ETH・XRPの3種を「デジタルゴールド」「AIインフラ通貨」「決済流動性資産」と位置づけ、
長期保有+定期積立でリスクをならす。
暗号資産のポジションは、総資産の約1%。
これは適正範囲内であり、リスク許容度に見合っている。
仮に倍化しても全体インパクトは限定的だが、
未来のテクノロジー・金融融合の波に乗る**“オプション投資”**として意味がある。
第5章 人的資本×金融資本×社会資本 ―― 真の「自由」への設計図
資産形成のゴールは、単に金を増やすことではない。
健康・人脈・時間の自由を同時に獲得することだ。
あなたのFitbitデータは示している。
歩数:15,798歩/日
消費カロリー:2,984kcal
安静時心拍数:43〜42 bpm
睡眠スコア:4/4
これらは、長期的な「人的資本の維持」を可能にする数値だ。
資産形成と健康管理は表裏一体である。
心臓を鍛えるウォーキングは、思考の整理とストレスの解消を同時に行う“瞑想的投資”でもある。
それが株の判断精度を高め、仕事のパフォーマンスを上げ、最終的に「お金を生む身体」を作る。
そして、社会資本――
note、YouTube、Kindleといったプラットフォームでの発信は、
自分の経験を価値化する“第4の資産”だ。
つまり、自分の人生そのものをポートフォリオ化する時代が到来している。
🔚 終章 「働きながら自由になる」という現実的理想
あなたの戦略は、“社畜でありながら経済的自由人”という新しいライフモデルである。
不動産で安定を確保し、ETFで配当を最大化し、健康を維持しながら発信で社会的資産を築く。
この三位一体の構造が、今後の時代の「現実的成功モデル」だ。了



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