第1章 総資産8,077万円のリアルポートフォリオ
2025年10月11日朝。
マネーフォワードに表示された総資産額は80,772,993円。
円安・株安・暗号資産安の「トリプルショック」が進行中にも関わらず、資産総額はほぼ横ばいを維持している。
内訳は以下の通りだ。
- 不動産:48,200,000円(59.7%)
- 年金:19,675,297円(24.4%)
- 預金・現金・暗号資産:12,186,603円(15.1%)
- 株式(ソニーFG):693,293円(0.8%)
合計:80,772,993円
不動産のキャッシュフロー(CF)は月34万円。
この安定収入が、乱高下する株式・仮想通貨市場のなかで、
「防御の柱」となっている。
さらに月末には自宅売却820万円が入金予定。
500万円の戸建てに買い替えを済ませれば、差額の320万円+現金1,800万円を新たな投資へ回せる。
ここで鍵となるのは、ディフェンシブな資産構成だ。
株や暗号資産で攻めすぎず、現金比率を25%前後に保ち、
暴落局面での「待機資金」を温存しておく。
ピケティが言う「r>g」――資本収益率が賃金成長率を上回るこの構造を、
社畜であっても再現する。それが、筆者の信念だ。
第2章 不動産戦略:CF34万円→50万円への道
現在、不動産はアパート1棟+戸建て3件。
すべて千葉県内で管理効率を優先し、利回りは平均11.2%。
CF34万円を生む基盤はすでに整っている。
次の一手は、新規アパート投資(1,600万円前後)。
ターゲットは「松戸・柏・流山」ライン。
人口増加・交通アクセス・家賃安定性――
この3条件を兼ね備えたエリアは、リスクが低く出口戦略も明確だ。
また、今回の自宅売却で借入圧縮+現金増強が進む。
これにより、次の融資枠も再拡大が見込める。
💬「不動産は、キャッシュフローがあなたを守るシールドになる。」
株式市場が混乱しても、入金は止まらない。
これが社畜に最適な防衛型資本主義の形だ。
筆者の最終目標は、月CF50万円・年CF600万円。
ここに到達すれば、会社からの給料に依存せず、
生活・税金・社会保険料のすべてを「法人」で最適化できる。
第3章 市場の混乱と“逆張り”の構え
10月第2週、市場は異常なボラティリティを示した。
- 公明党の連立離脱
- トランプ氏の追加関税発言
- 円安(ドル円151.18)
- NYダウ:45,479ドル(−878ドル)
- NASDAQ:−3.56%
- 日経平均:48,088円(−491円)
VIX指数は**21.66(+31.8%)**と、恐怖が市場を包み込む。
しかし筆者は知っている。
恐怖の翌週こそ、チャンスが来る。
昨年8月も、今年4月も、暴落からわずか数日で反発している。
そのため、今回も「ブル指数(2倍・3倍ETF)」の動きを注視している。
このタイミングで焦って売らず、一歩引いて観察するのが肝要だ。
保有中のソニーFG(8729)1,000株は、
平均155.76円/現在値154.5円で評価損▲1,264円。
だが、配当+安定経営で、下落リスクは限定的。
150円前後で機械的に追加購入する予定だ。
暗号資産は評価損▲510,605円。
BTC+20,437円、ETH+39,670円、XRP+15,791円と部分的に回復。
一方、DOGE▲96,011円、SHIB▲428,303円。
この経験が教えてくれるのは、
「アルトコインは娯楽。BTCは資産。」という明確な区別だ。
筆者は今後、BTC比率を100%に近づけ、
積立中心の長期保有方針に移行する。
第4章 社畜の戦い:静かな退職とメンタル管理
職場では、新たな問題が起きた。
定年間近のスタッフからの嫌がらせ。
無意味なマウント、揚げ足取り、陰口。
一瞬、怒鳴りそうになったが――
そこでアンガーマネジメントが発動した。
「怒りは一瞬、後悔は永遠。」
上司と相談し、物理的な距離を置くことに成功。
以後、ストレスの波は確実に減った。
「戦うな、記録しろ。そして鍛えろ。」
これが、筆者の社畜サバイバル3原則だ。
- 言い返さず記録を残す。
- 感情を外に出さず、ジムで燃やす。
- 早寝早起きで、生活リズムを取り戻す。
💪 健康データ(10/10 Fitbit & 体組成)
- 歩数:20,118歩(14.77km)
- 消費カロリー:3,317kcal
- 睡眠:4時間4分(スコア72)
- ストレススコア:82
- 心拍数:46〜157bpm
- 体重:78.8kg
- 体脂肪率:24.1%
- 内臓脂肪レベル:11
- 骨格筋率:33.1%
- BMI:25.2
- 基礎代謝:1,750kcal
- 血圧:118/68mmHg
💡 人間関係の結論
人間関係は、最大の健康阻害要因。
バカとは戦うな。
職場は動物園。檻の外に出て、人間とだけ関わる。
ウォーキングと筋トレこそ、
メンタルと人生を立て直す「最高の自己防衛」である。
第5章 資本主義と闘う社畜たちへ
「r>g」――これはトマ・ピケティが提示した、
“資本家は労働者より早く豊かになる”という公式。
この格差を逆手に取るには、社畜でありながら資本家になるしかない。
参考にすべきは次の3冊だ。
- 『影響力の武器』(ロバート・チャルディーニ)
→ 人の心理を理解し、発信力を鍛える。 - 『ストーリーとしての競争戦略』(楠木建)
→ 自分のキャリアを「物語」に変える。 - 『人生攻略ロードマップ』(迫佑樹)
→ 知識を商品化し、副業・複業を加速させる。
そして筆者が最も共感するのが、橘玲『移動する人はうまくいく』。
動く者だけが、チャンスを掴む。
場所に縛られず、思考を移動させること。
それが、停滞した日本資本主義に対抗する唯一の道だ。
「給料を上げようとするな。
キャッシュフローを増やせ。
心を奪う仕事を捨て、心を守る生活を選べ。」
社畜であることは恥ではない。
だが、動かない社畜で終わることは最大のリスクだ。
🧭 結論:静かに積み上げる者が勝つ
- 総資産:8,077万円(横ばい)
- CF:34万 → 50万へ
- 株式:ソニーFG1,000株・押し目待ち
- 暗号資産:BTC集中
- 健康:歩数2万超・筋トレ週6
- 職場:アンガーマネジメントで距離確保
- 人生戦略:r>g・マイクロ法人・複業構築
📘 最後に一言
社畜でも、心を削らずに資本を積み上げることはできる。
静かな退職、静かな逆張り、静かな筋トレ。
その3つが、あなたの未来を変える。了
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