2025年5月3日 資産運用日記 – 波乱の中でも積み上げるインカム戦略 | 40代社畜のきょうの含み損

2025年5月3日 資産運用日記 – 波乱の中でも積み上げるインカム戦略

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はじめに

2025年5月に入り、世界の経済と金融市場は混迷を深める中、私個人の資産運用も新たな局面を迎えています。
今回は米国株市場の連騰、仮想通貨の乱高下、インカム戦略の継続、さらに不動産収入の位置づけと収支の細かな分析を行いながら、
「生活を守る資産運用とは何か」を掘り下げていきたいと思います。

第1章:米国市場の上昇トレンドと背景分析

日経電子版

5月2日のNYダウ平均株価は9日連続の上昇を記録し、前日比+564.47ドル(+1.39%)の41,317.43ドルで引けました。
これは近年まれに見る連続上昇であり、FRBの利下げ観測、米中通商交渉の緩和報道、雇用統計への期待などが背景にあります。

S&P500、NASDAQもそれぞれ1.5%前後の上昇。
VIX指数は22台まで低下し、リスクオンの地合いが広がっているものの、これは一時的な熱狂ではないかという慎重な声もあります。

第2章:JEPQに見る配当利回り戦略の実践とリスク

私は現在JEPQを600株保有しており、取得単価は53.18ドル。現在値51.34ドルに対して含み損は39万円弱。
しかし、年間配当見込みは445,221円に達し、これが資産全体のキャッシュフローを支える大黒柱となっています。

配当利回りはおよそ8%を維持。月にすると約37,000円前後の安定収入となり、生活費の約20%をまかなっている計算です。

ただし、配当再投資戦略にも注意点があります。
暴落時に買い増す資金の確保、含み損状態での再投資、ドル建て資産の為替影響と税金コントロールなど、リスクマネジメントが欠かせません。

第3章:仮想通貨のボラティリティと自分ルールの重要性

仮想通貨は現在、約76万円の含み損という状況。
特にイーサリアムとシバイヌの下落幅が大きく、ポートフォリオ全体に影を落としています。

ビットコイン:-8,818円

イーサリアム:-283,135円

ドージコイン:-108,325円

シバイヌ:-329,688円

とはいえ、資産全体の中での暗号資産の比率は2.5%以下。リスクとしては過度に心配する水準ではありません。

FOMO(取り残される恐怖)に飲まれず、「自分ルール」に基づいた冷静な対応が命綱となります。
暴落時でもドルコスト平均法、あるいはUSDCなどステーブルコインへの逃避でリスク調整を図っています。

第4章:総資産7,500万円の守り方と成長戦略

現在の総資産は75,397,689円。構成比は以下のとおり:

不動産:49,000,000円(65%)

年金資産:18,414,930円(24.4%)

株式:6,017,699円(8%)

現金・暗号資産:1,945,516円(2.6%)

特に不動産はすべて現金で購入しており、ローンによるレバレッジは使用していません。
これは精神的な安定とFIRE戦略に直結しています。

年金資産もiDeCo・企業型DC・厚生年金と多層的に積み上げており、60歳以降の生活防衛資金として重要なポジションを担います。

第5章:収入構造の強化とWインカム体制の確立

月の収入は平均して約100万円。内訳は以下の通り:

給与:56万円前後(手取り)

不動産収入:44万円前後(家賃収入)

その他副収入:数万円(ポイント・還元・Kindleなど)

この二本柱のWインカム体制が、万が一給与が途絶えた場合でも生活を維持できる力を与えてくれています。

今後はKindle出版やYouTubeショート、音声メディアによる副収益の育成も進め、さらに収益の多重化を実現する予定です。

第6章:家計の支出分析とミニマリズムの導入

4月の支出は約163万円と高水準ですが、これは臨時の税金・不動産費用が含まれたもの。
平常時は90〜100万円以内に収まっています。

支出内訳の例:

家賃・地代:105,330円

税金・社会保障:59,300円

クレジットカード利用:131,405円

食費・医療・交際費:40万円前後

家計簿アプリやカード明細の可視化を習慣化することで、
「どこにムダがあるか」「なにが必要な支出か」を定量的に見直すことができるようになりました。

第7章:5月以降の運用方針とFIREマップ再確認

5月からは以下のようなアクションプランを実行予定:

仮想通貨のリバランスとステーブル化(USDC・DAI等)

JEPQ以外の高配当ETF(QYLD、XYLD)への分散投資

不動産管理法人(合同会社)の設立と両親の雇用

出費15万円でも暮らせるシンプルライフの構築

私のFIREプランは、「会社を辞めても再雇用されるレベルの実力を保ちつつ、生活費を資産所得で補う」スタイルです。

あとがきあとがき

資産運用の世界では「トレンドを読む」ことが重要だと思われがちですが、
私は「自分の生活を守るためのシステムを持つ」ことの方がはるかに重要だと考えています。

値動きに一喜一憂せず、淡々とキャッシュフローを積み上げていく。
それが、私にとっての「投資」であり、ライフワークです。

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