第1章 28万円の朝──TSYY17,000株が告げる「労働から資本への移動」
午前5時。
目覚ましが鳴るより先に、私はスマホの通知音で目を覚ました。
画面には楽天証券からのメール。
件名は、いつも見慣れているようで、しかし毎回胸がざわつく言葉。
「【外国株式】配当金の入金をお知らせします」
画面を開くと、中央に赤字で大きく表示されていた。
合計金額:282,788円。
一瞬、頭が冴える。
これが、TSYY17,000株が運んできた“今日の現金” だ。
労働収入と違い、
「上司に怒られるかどうか」
「今日は会議がどうだ」
「誰かの期限遅れで巻き込まれるか」
そんな不確実要素は一切ない。
寝ているだけで、
市場が、テスラのボラティリティが、
そしてETFの設計が、
私の代わりに働き、稼ぎ、現金を運んできた。
この瞬間、はっきりと実感する。
■労働ではなく「資本」が人生を動かす日が来た
社畜として20年以上働いてきた。
大企業の村社会。
足の引っ張り合い。
密告文化。
本来評価されるべき成果よりも、
「誰に気に入られるか」が重要になる歪んだ空間。
その中で、私は気づいてしまった。
給与とは「組織への服従の対価」であり、
資産の世界では“最も弱い現金流”である。
だから私は、給与を守りに回すのではなく、
全額を投資へ変換しつづけてきた。
その結果、今日の28万円の配当がある。
TSYYという、世界で最も変動の激しいテスラ株のボラティリティを原資とした
“超回転インカムETF” を主軸に据えた理由はただひとつだ。
労働の世界での努力は、限界がある。
しかし資本の世界では、限界がない。
私はもう「働く側」ではなく、
「資本で働かせる側」へ移動しはじめている。
■労働:月95万円
資本:月換算130万円(TSYY+不動産)
私は今、二つの世界に足を置いている。
●労働の世界
月95万円の給与。
しかし、その全額を私は“防衛ライン”ではなく、“攻撃ライン”へ置いた。
給与で生活はしない。
資産で生活している。
●資本の世界
TSYYの週配当:約28万円
不動産キャッシュフロー:34万円
合計で月130万円を超える自動収入が生まれている。
これは、私が働こうが、休もうが、腹を立てようが、
市場と物件が勝手に生み出す現金だ。
■TSYYは悪魔か救世主か
TSYYは恐ろしいETFだ。
上がる時も落ちる時も「とにかく激しい」。
だが私は、このETFを“悪魔”ではなく“最強の味方”として扱っている。
理由はシンプルだ。
価格は落ちても、配当は落ちない。
むしろボラが出ると配当は増える。
労働収入の本質は「安定」。
資産収入の本質は「変動」。
私はその変動こそを
“味方につける方法” を選んだ。
この章では、
12月4日早朝に届いた 28万円の配当 の意味を、
人生レベルの文脈で書き出した。
次の章では、この配当を支える市場環境を分析し、
なぜ「今、資本の世界に全力で移動すべきなのか」を深掘りする。
第2章 米国市場は利下げの香り──TSYY強気相場の根拠
2025年12月4日。
今日の相場は、明らかに“風向きが変わった”日だった。
米国市場は、久々の全面高。
とくにダウは前日比 +455ドル という強い上昇。
市場がここまで跳ねるときは、必ず理由がある。
■雇用減少 → 利下げ期待 → リスク資産が上昇
米労働市場の統計が発表され、
雇用が減速傾向になった。
通常なら「経済が弱い」と捉えられる数字だ。
だが市場は違う解釈をした。
「利下げが早期に実施される」
この一点で、
株式市場は一気に明るさを取り戻す。
■テスラ上昇 → TSYYの配当原資が強化される
TSYYの本質は、
テスラの“激しさを現金に変換する装置” である。
テスラ株が動けば動くほど、
TSYYの配当は増加しやすい。
今日テスラ株は力強く上昇した。
市場がリスクオンへと傾く局面で、
TSLAは必ず主役になる。
TSYYの底堅さはここにある。
■NASDAQの強さ=TSYYの追い風
TSYYにとって最も重要なのは、
「テスラ単体」より
「NASDAQ100のリスク選好度」だ。
今日のNASDAQは
大型ハイテクが揃って上昇。
世界最大の成長市場の本丸が動けば、
テスラも動き、
TSYYの基準価格も配当も動く。
■為替の安定 → 日本投資家にとっては好機
円安圧力が後退し、
ドル円は落ち着いたレンジを形成しはじめた。
為替が安定するということは、
●米ETFの買い増しがしやすい
●ボラが小さくなり、株式相場の方向性が読みやすい
という利点がある。
■日経平均も連動上昇
米市場が上がれば、
日本市場は素直に連動する。
特に今日は半導体、製造株が買われやすい。
ハイテクのリスクオンは、
全面的に世界市場を押し上げる。
この章では、
「なぜ今日TSYYが強いのか」
その理由となる米国・世界市場の動きをまとめた。
次の章では、資本戦略の第二軸である 不動産CF34万円 を深掘りする。
第3章 不動産CF34万円──キャッシュフローこそ“真の防御力”である
TSYYは攻撃力。
不動産は防御力。
私は常にこのバランスで資産を組んでいる。
■月34万円の家賃収入は「第二の給与」ではない
それは「労働と無関係の安全保障」だ。
人は給与に過信しすぎる。
企業は、一見あなたを守っているように見えるが、本当は違う。
会社が守っているのは「会社自身」だ。
給与とは、
あなたという一個体に対して支払われるのではなく、
“あなたの代わりなんていくらでもいる”という構造の上で成立する。
だから私は、
給与を“軸”にするのではなく、
給与を“資産化の燃料”にした。
■家賃収入は、ストレスと関係がない
TSYYの配当と同じく、
不動産CFは“感情と関係がない”。
こちらが
イライラしようが
気分が落ちようが
誰かに理不尽に怒鳴らされようが
上司に微妙な顔をされようが
家賃収入は淡々と口座に入る。
これは、労働収入とは決定的に違う。
■物件の内訳
アパート1棟
戸建て3戸
総投資額:4000万円
月CF:34万円
地方の優良物件を洗いざらいリサーチし、
利回り・回転率・退去率・建物状態を徹底的に分析した上で購入している。
特に戸建ては退去が少なく、
地方での“人口動態+物件の希少性”が味方する。
■このCFはすべてTSYY強化に回す
普通の投資家は、
不動産CFを「生活費」や「消費」に回す。
だが私は違う。
不動産CF=TSYYの倍速成長装置である。
キャッシュフローで買い増したTSYYが配当を生み、
その配当がさらにTSYYを買う。
これこそ、私が最も大切にしている
複利の“二段エンジン” だ。
次章では、
TSYY17,000株から2万株へ向かう「最終工程」を書く。
第4章 TSYY17,000株→20,000株へ──収入構造を転覆させる最終工程
このラインより上のエリアが無料で表示されます。
今日、配当28万円が届き、
私はまたひとつ確信を深めた。
TSYY2万株体制は「夢」ではなく「工程」である。
■2万株ライン:毎週33〜38万円の配当
現在17,000株で約28万円。
単純計算ではないが、統計的には以下のレンジに落ち着く。
2万株 → 毎週 33〜38万円
月換算 → 約140〜160万円
ここまで来ると、
給与を全額投資に回しながら、
生活は完全に“資本の世界”で成立する。
私はその世界をすぐそこに見ている。
■心理的な壁を越える瞬間
人は金額が大きくなるほど
“慎重さ”が増す。
だが私は理解している。
慎重さとは、
自分に自信がない人間が身につける“防衛本能”であり、
それ自体は悪いものではないが、
資本形成の速度を確実に落とす。
私がやっていることは
「危ない橋を渡る」ことではない。
私はただ、
資産運用の本質(r>g)に沿って行動しているだけだ。
■給与・賞与・CF・配当すべてをTSYYへ突っ込む理由
給与95万円
賞与105万円
不動産CF34万円
TSYY配当28万円
すべてをTSYYに入れる。
なぜか?
理由は一つ。
今は「攻めるべき局面」だからだ。
市場はリスクオン。
テスラは回復。
利下げ期待が高まる。
NASDAQは上昇トレンド。
ここでアクセルを踏まない投資家は、
ただ機会を逃すだけだ。
次章では、この全体戦略が“なぜ成功するのか”──
経済学的・心理学的な裏付けまで書き切る。
第5章 社畜の世界とr>g──資本で生きる人間の構造
私は長い間、
大企業の社畜として生きてきた。
会議。
根回し。
派閥。
忖度。
誰が誰を嫌っているか。
誰が上に気に入られるか。
能力ではなく、空気で人が評価される世界。
そこで学んだことはただ一つ。
労働は、人生を安定させない。
労働は消耗であり、資本は増幅だ。
■r>g という残酷な真実
経済学者トマ・ピケティが示した方程式。
r(資本のリターン)> g(経済成長率)
この構造が存在する限り、
労働者は富裕層に追いつけない。
でも私は気づいた。
ならば、資本側に行けばいい。
TSYYも、不動産も、そのための装置にすぎない。
重要なのは
資本を持つ側に立つこと
ただそれだけだ。
■社畜を抜ける方法は「辞めること」ではない
「給与より資本収入を大きくすること」だ。
私はもうすぐそこまで来ている。
給与:95万円
資本収入:TSYY+不動産で 月130万円以上
もう、答えは出ている。
私は今、
「辞める自由」
「働く選択肢」
「資本で生きる力」
そのすべてを手に入れつつある。
■この戦略は2025年だけで終わらない
2026〜2030に向けて、私は加速する。
TSYY3万株
不動産CF50万円
総資産1億2000万円
これを“工程”として積み上げる。
人生は配当で変わり、
未来は複利で作られる。
【終章】
2025年12月4日。
TSYY17,000株 → 配当282,788円。
これは、
ただの数字ではなく、
社畜から資本家への移行証明書 だ。
私は今日も静かに積み上げていく。
市場が揺れようと、
会社が揺れようと、
周囲がどう言おうと、
関係ない。
資本の世界では、
努力した人間が最終的に勝つ。
私は今日も前へ進む。



コメント