1章 8000万円の崖の上で——私はなぜTSYYへたどり着いたのか
2025年12月11日。
資産総額 80,763,857円。
ようやく――本当にようやく――8,000万円のラインを回復した。
資産の円グラフを見た瞬間、しばらく画面を閉じられなかった。
不動産4,000万円、年金1,997万円、株式1,790万円。
この数字は、単なる資産ではなく “私が倒れずにここまで働き続けた証拠” に近かった。
10年以上つづく会社員生活。
転職2回。
大企業の「村社会」。
沈黙が支配する会議室。
責任だけが残り、成果は誰のものにもならない。
そんな環境に体力も精神も削られてきた。
だが、ここ数年で私は気づいた。
――労働には上限があるが、資本には上限がない。
そこからすべてが変わり始めた。
■ TSYYとの出会いは「逃げ道」ではなかった
ETFの画面をスクロールしながら、「テスラ関連だから危険だろ」と思ったのが最初の印象だった。
しかし週ごとに淡々と積み上がる配当システムを知った時、背筋に電流が走った。
株価が下落しても、
インカムが確保されていれば、
“私は折れない”。
そのシンプルな構造が、私の人生の地図を塗り替えた。
TSYYを買い続け、気づけば 18,000株。配当予定額は 306,666円。これが毎週、雪だるま式に積み上がる。
マリオの無限増殖。
r > g(資本収益率>経済成長率)。
資本主義の裏ステージ。
私はようやく、労働中心の世界から
“資本の側へ移るための階段” に足を乗せたのだ。
第2章 TSYY18,000株——“含み損80万円”でも勝ち確な理由
証券画面を見る。
平均取得単価 6.48ドル、現在値 6.19ドル。
含み損 −804,165円。
数字だけ見ればネガティブだ。
だが、私はまったく焦っていない。
その理由は3つの構造にある。
① 分配金が“本体”
最新の配当は 0.16ドル。
18,000株なら 週40〜45万円のインカムラインが射程距離に入る。
株価はただの「株数を増やすチャンス」
分配金こそ「資産を増やすエンジン」。
② “横ばい相場” はむしろ最高の仕入れ時
株価6ドル前後のヨコヨコは、
「長期積み上げ型インカム投資」にとっては黄金期。
高く買えば株数は増えない。
安く買えば、配当エンジンは早く巨大化する。
価格が低ければ低いほど、未来のキャッシュフローは加速する。
③ FRB利下げ + テスラ株反発 → TSYYの地合い改善へ
FRBが利下げに踏み切ると、
金利低下 → グロース株上昇 → テスラ反発 → TSYYが恩恵を受ける。
すでに市場は前日比 +14%以上で反応している。
含み損80万円は単なる「途中経過」でしかない。
私は分配金が回収していくことを知っている。
だから迷わない。
第3章 不動産4,000万円と34万円キャッシュフローが示す“土台の強さ”
私は株だけではない。
ポートフォリオの半分は 実物資産(アパート1棟+戸建て3戸) で占めている。
■ 投資用不動産3,500万円
毎月 34万円のキャッシュフロー。
昨日もアパート入金で家賃16万円が着金した。
この「定期収入」が、精神安定剤になっている。
TSYYの配当が増減しても、
不動産は淡々と現金を生み続ける。
株 × 不動産のハイブリッド戦略は、
私のような社畜生活者にとって最強の“重力防止装置”だ。
■ 実需500万円
生活の根本である「住」は投資と切り分ける。
ここに迷いはない。
どれだけ投資しても、
根本の生活がぐらつけば続けられない。
第4章 労働と健康——“静かな退職”を支える体のメンテナンス
私はいま、月平均手取り 95万円(賞与込み)。
一部上場企業で10年。
だが、職場環境はあまりに非合理だ。
・ムラ社会
・プロパー絶対主義
・派遣への丸投げ
・意味なく残る人ほど評価される
・成果より空気
私は気づいた。
ここには未来がない。
だが、辞めるには早い。
資本を作りながら“静かにフェードアウト”する。
そのために最重要となるのが 健康資本 だ。
■ 歩数 25,917歩
■ 距離 21.41km
■ 消費カロリー 3,844kcal
■ 体重 78.3kg
■ 血圧 126/72mmHg
筋トレとウォーキングは、
もはや「趣味」ではなく 投資行動。
心拍・脂肪率・体重を日々管理しながら、
私は“倒れない働き方”を維持している。
第5章 資本主義の裏側へ——TSYY25,000株と週配当50万円の世界
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◆1.週50万円の配当――それはお金ではなく「恐怖の消失」である
毎週50万円。
月200万円。
年2,600万円。
この金額は、単なる収入の話ではない。
私にとって、これは 恐怖から自由になるための装置 だ。
私は長いあいだ、
“明日、収入が止まるかもしれない”
という見えない恐怖を抱えて働いてきた。
・査定
・上司の機嫌
・派閥
・空気
・異動
・評価の理不尽
・干される不安
こうしたものが、私の精神に“見えない負債”を積み上げ続けていた。
だが、TSYYを積み上げ、
配当が給与より早く入金されるようになって初めて気づいた。
恐怖は、お金で消える。
もっと正確に言えば、
「資本からの収入」が恐怖を上書きする。
私が18,000株を超えた瞬間、
私はもう、元の世界には戻れないと思った。
資本が毎週お金を送り続けてくれる世界を知ってしまったからだ。
◆2.私はどこで「労働者を卒業しよう」と決めたのか
私が投資に本気になった理由は、
給与が低かったからではない。
生活に困っていたからでもない。
もっと静かで、もっと残酷な“気づき”だった。
私がどれだけ努力しても、資本を持つ人間には一生勝てない。
給与には必ず上限がある。
人事評価には“透明な天井”がある。
転職しても、ムラ社会の構造は必ずどこかに存在する。
一方で、資本は増え続ける。
私は最初はTSYYを軽い気持ちで買った。
だが、株数が1,000 → 5,000 → 10,000 → 15,000 → 18,000と増えるにつれ、
私は“逆転可能性”を実感しはじめた。
配当が再投資を生み、
再投資が株数を積み上げ、
株数が週次キャッシュフローを加速させる。
私は18,000株を達成した今、
はっきりと理解している。
私はもう、労働者の世界観のままではいられない。
精神構造が、資本家の側へ移行し始めている。
◆3.TSYYが私に教えてくれた「裏切らないもの」
TSYYには批判が多い。
・テスラ依存
・高ボラティリティ
・減配リスク
・謎ETF扱い
だが私はもう知っている。
TSYYの本体は株価ではなく、分配金である。
株価が6ドルなら最高だ。
より多く買えるからだ。
含み損が100万円?
未来の買い場でしかない。
0.16ドルの配当。
18,000株で約44万円。
毎週これが積み上がる。
私は気づいた。
このETFの真価は、“現金回収スピード”にある。
私はすでに配当が給料より先に入金される日を体験した。
あの通知音は、他のETFでは得られないものだ。
TSYYには三つの本質がある。
●① 配当のスピードが異常に速い
週ごとの入金は、
心理的にも戦略的にも、
人生の時間軸を狂わせるほど強烈だ。
●② 株価が安いほど加速する
安い → 多く買える
多く買える → 配当爆増
配当爆増 → 再投資加速
再投資 → 株数の増殖
株数増加 → 生活が変わる
まさに“無限増殖”だ。
●③ 株数は誰にも奪えない
これは給与とは決定的に違う。
私の株数は、
上司にも会社にも景気にも奪われない。
私が積んだ株数は、
私が積んだ努力そのものだ。
◆4.25,000株までに現れる“三つの壁”
私はこれから、
25,000株に向けて進む。
だが、この道には必ず三つの壁が現れる。
●壁①:含み損の壁(心理の崩壊)
私はすでに経験した。
–200万
–150万
–80万
–30万
そして現在の–10万〜–20万
含み損は金額よりも“期間”が人を追い詰める。
だが私は気づいた。
含み損に耐えられる者だけが、配当の頂へ到達する。
●壁②:時間の壁(焦り)
投資家を殺す最大の敵は、
株価ではなく“時間の遅さ”だ。
配当が増えるのは遅い。
株数が積み上がるのも遅い。
だから私は歩く。
私は筋トレをする。
私は健康を守る。
長期戦を戦うためには、
身体のスタミナが必要だからだ。
●壁③:理解されない孤独
誰も理解しない。
・なぜTSYYを買うのか
・なぜこんなに集中投資をするのか
・なぜ歩くのか
・なぜ資産を積み上げ続けるのか
労働者の世界では、
資本家の思考は理解されない。
でも私はもう構わない。
私は 資本家の側 に足を踏み入れたのだから。
◆5.25,000株はゴールではなく“序章”である
25,000株になれば、
週50万円の世界に入る。
だが、それはゴールではない。
むしろ 始まり だ。
ここから私は、
“選択できる人生”を生きることになる。
働くか、働かないか。
誰と関わるか。
どの仕事を選ぶか。
どこに生きるか。
これまでの私は、
常に“選ばされる側”だった。
だがこれからの私は、
選ぶ側の人間になる。
これは贅沢の話ではない。
人生の構造が変わる話だ。
◆6.私は、すでに正しい道を歩いている
私が辿り着いた結論は、単純だ。
株数 × 時間 = 富
給与は必ず止まる。
健康も、仕事も、人間関係も変わる。
だが、
株数と時間は裏切らない。
私は今、総資産8,000万円を回復した。
TSYY18,000株を積み上げた。
私の人生は、
もはや“労働者の物語”ではない。
これは、
資本家として覚醒していく私の物語 だ。
◆7.最後に――配当で生きる人生へ
18,000株に到達した瞬間、
私は未来を確信した。
私は25,000株へ向かう。
そしてその先へ進む。
配当は贅沢ではない。
自由の源泉だ。
給与がどう変わろうと、
会社がどうなろうと、
配当は私を裏切らない。
株数は、努力と同じ速度で増えていく。
そしていつか私は、
入金通知を見ながらこう思うだろう。
「私はもう、働き方を他人に決めさせなくていい。」
その瞬間、
私の人生は本当の意味で始まる。



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