熱い宇宙ビジネスでQPS研究所を分析 | 40代社畜のマネタイズ戦略

熱い宇宙ビジネスでQPS研究所を分析

Pocket

企業分析

ホームページはこちら

QPS研究所(5595)は、九州大学発の宇宙ベンチャー企業。小型SAR衛星(合成開口レーダー衛星)を自社開発し、宇宙から撮影した地球画像データを提供。設立は2016年、2023年にグロース市場へ上場。ミッションは「誰もが宇宙を使える未来の創造」。

業績

楽天証券

2025年5月期第3四半期の経常損益は▲1億9500万円。ただし、前回予想よりも赤字幅は縮小傾向。画像販売が堅調で、衛星関連の償却負担も想定より軽く済んだ模様。今後の黒字転換への道筋に注目が集まる。

経営陣

QPS研究所HP

CEOは大西俊輔氏。九州大学大学院航空宇宙工学専攻の博士課程を修了。衛星開発の第一人者であり、長年にわたりSAR衛星に携わってきた。宇宙業界の第一線で活躍する若きリーダー。

株価分析と競合

株価は5月末時点で2,180円前後。月足では大底からの反発を確認。RSIは短期63台、テクニカル的には反発余地あり。需給面では過去の高出来高帯を突破し、回復基調にある。

楽天証券

よく比較されるのはispace(宇宙探査)、Synspective(衛星データ解析)、メタプラネット(AI衛星連携)など。QPSの優位性は「リアルタイム×高精度×SAR特化」の点にある。

今後の戦略は

2026年以降にかけて、保有衛星を24機体制に。24時間365日、世界中の画像取得が可能となる構想を描いている。AI解析、災害監視、海上物流追跡など多様な用途に展開予定。

画像販売は安定基調、地政学リスクの高まりから防衛・災害・エネルギー分野でのニーズも追い風。銀行系アナリストも格上げを発表し、今後の株価再評価が進む可能性あり。

買いか売りか

短期的にはリスクを伴うが、中長期での「宇宙×AI×画像ビジネス」への成長ポテンシャルは極めて大きい。ポートフォリオの一部として保有検討の価値あり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました