第1章 恋愛市場――生殖はそれは人類最大の目的であり、最大のタブーである
私たちは「恋愛」や「結婚」を、
感情やロマン、価値観の問題として語りがちだ。
だが、それはあくまで現代社会向けに上書きされた言語にすぎない。
進化の時間軸で見れば、人類の目的は一つしかない。
生き延び、子孫を残すこと。
それ以外のすべて――
仕事、地位、道徳、恋愛観、幸福論――
は、この一点を達成するために発達した「手段」だ。
この前提を直視しない限り、
男女のすれ違いは永遠に理解できない。
男の「モテ」とは何か――それは生存能力の高さである
男性が評価されてきた軸は、歴史的に一貫している。
- 強いか
- 稼げるか
- 集団で優位に立てるか
- 危機に対処できるか
要するに、
この男と組めば、生き残れるか
という一点だ。
狩猟社会では腕力と戦闘力、
農耕社会では土地と支配力、
産業社会では収入と地位、
資本主義社会では資産と再現性。
時代によって表現は変わるが、
評価している本質は変わっていない。
男のモテとは、
「生存資源を確保できる個体かどうか」
を測るテストである。
だから男性は、
自信があるように見える男
余裕がある男
競争を恐れない男
に惹かれやすい女性を見て、
「なぜあんな男が?」と疑問を抱く。
だがそれは不合理ではない。
進化的に合理的なのだ。
女の「モテ」とは何か――それは子孫を残せる身体かどうか
これは残酷に聞こえるかもしれないが、
女性のモテは「妊娠・出産の成功確率」と直結してきた。
若い=妊娠率が高い
健康=出産リスクが低い
活力がある=育児耐性がある
だから男性は、
若い女性
明るく元気な女性
生命力を感じさせる女性
に強く惹かれる。
ここに「性格がいいから」「価値観が合うから」という
後付けの理由が乗るが、
最初のスイッチは生物学的な反応だ。
なぜこの話は嫌われるのか
この構造を語ると、必ず反発が起きる。
人をモノ扱いするな
そんなの古い
今は多様性の時代だ
だが、進化心理学が示しているのは
**「こうあるべき」ではなく「こう反応してしまう」**という現実だ。
問題は、
私たちの脳は一万年前のままなのに
社会だけが超高速で変わってしまった
という点にある。
理性では平等を語りながら、
無意識では原始的な採点を続けている。
この二重構造が、
恋愛・結婚・男女対立をややこしくしている。
モテない人が努力しても報われない理由
多くの人がここでつまずく。
誠実に振る舞っているのに
相手を尊重しているのに
正論を言っているのに
なぜか選ばれない。
それは、評価軸を間違えているからだ。
生殖市場では、
正しさ
優しさ
理屈
は「加点要素」ではあっても、
一次選考の通過条件ではない。
一次選考で見られているのは、
男なら「生存能力がありそうか」
女なら「健康で若そうか」
ただそれだけだ。
この現実を知らずに戦うことは、
ルールを知らずに試合に出るのと同じである。
この章の結論
人類最大の目的は、生殖である。
これは善でも悪でもなく、仕様だ。
男は「生き延びられるか」で見られ
女は「産めるか」で見られる
この残酷な現実を否定することはできない。
だが、
理解することはできる。
理解できれば、
無駄に自分を責めなくて済む
相手に過剰な期待をしなくて済む
市場として距離を取る選択もできる
第2章 今日の金融市場は「合理」ではなく「欲望」で動いている
金融市場は、理屈で動いているように見える。
金利、決算、政策、マクロ指標。
だが、実際に相場を押し上げているのは、もっと原始的なものだ。
欲望である。
株価とは「安心を買う行為」である
26日の東京株式市場は、
日経平均が5万9700円水準をうかがう展開が見込まれている。
理由は整理すれば簡単だ。
- 米国株が上昇
- エヌビディアの決算が市場予想を上回った
- 円安が進行
- 日銀の利上げ観測が後退
だが、これは表の説明にすぎない。
裏で起きているのは、こういう心理だ。
「まだこのゲームは終わっていない」
「AIバブルは続く」
「取り残されるのが一番怖い」
市場参加者が買っているのは、
株ではなく安心感である。
エヌビディア=現代の「生存資源」
今の市場で、AI半導体は何を意味するのか。
それは
*
*資本主義社会における“生存資源”**だ。
AIを制する企業は生き残る
AIに投資できる国は繁栄する
AIに乗り遅れた者は淘汰される
この物語が共有されている限り、
エヌビディアは単なる半導体メーカーではない。
「ここに賭けていれば、生き残れる」
という進化的な直感を刺激する存在だ。
だから決算が良ければ、
理屈を超えて買われる。
金融市場も「モテるもの総取り」
第1章で述べた通り、
生殖市場では「モテる個体」がすべてを持っていく。
金融市場も同じだ。
資金が集まる銘柄に、さらに資金が集まる
強いテーマが、弱いテーマを駆逐する
注目されないものは、存在しないのと同じ
今は明確に、
AI
半導体
大型グロース
が「モテている」。
結果として、
日経平均は最高値を更新
先物には海外投機筋の買い
円安=株高の連鎖
が加速する。
これは健全でも異常でもない。
ただの市場の性質だ。
r>g が示す残酷な現実
ここで重要なのが、
「r > g」という構造だ。
r:資本のリターン
g:労働や経済全体の成長率
この関係が続く限り、
働く人より
資産を持つ人が
早く、楽に、増やす
金融市場の上昇は、
努力への報酬ではない。
資本を持つ者への報酬だ。
だから、
株価が上がる
資産家はさらに豊かになる
税制も相対的に富裕層有利
という流れが止まらない。
欲望は「過熱」と「恐怖」を同時に生む
もちろん、市場は万能ではない。
短期的な過熱
利益確定売り
ソフトウエア株への不安
も同時に存在する。
だが、ここでも動いているのは理性ではない。
上がりすぎたら怖い
逃げ遅れたくない
でも置いていかれるのも嫌だ
この相反する欲望が、
相場をジグザグにしながら押し上げていく。
この章の結論
今日の金融市場は、
冷静な分析
公平な評価
長期的な社会最適
で動いているわけではない。
欲望で動いている。
生き残りたい
置いていかれたくない
強い側に属したい
それは恋愛市場と同じだ。
モテるものは、
金も、女も、
さらに金を引き寄せる。
第3章 社畜の総資産分析──私は「労働×資産×キャッシュフロー」で生き延びている
私は社畜だ。
だが、ただの社畜では終わらないと決めている。
なぜなら、労働市場だけに身を置いた人間が、
この資本主義でどんな末路を辿るかを、嫌というほど見てきたからだ。
私の総資産構成(現時点)
まずは、私の現在地をはっきりさせる。
■ 総資産:約7,900万円台
内訳はこうだ。
不動産事業:約3,500万円
株式・ETF:約1,800万円
TSYY:1万株(約1,000万円)
IGLD:2,000株(約800万円)
年金・その他金融資産:約2,000万円強
現金・暗号資産:約250万円前後
数字だけ見れば、
「まあまあうまくやっている側」に見えるかもしれない。
だが、中身はかなり歪んでいる。
キャッシュフローがすべてを支えている
私の戦略の核心は、評価額ではない。
キャッシュフローだ。
■ 月次キャッシュフロー
サラリー:95万円
不動産事業:35万円
株式分配金(主にTSYY):約67万円
👉 合計:約197万円/月
ここが私の生命線だ。
評価損があろうが、
相場が下がろうが、
毎月お金が入ってくる限り、私は死なない。
これは進化心理学的にも正しい。
生存に必要なのは「見た目の強さ」ではなく
継続的な資源供給能力だ。
TSYYに賭けすぎている自覚はある
正直に言う。
私は TSYYが上がってほしい。
なぜなら、
分配金の大部分をTSYYが担っている
キャッシュフロー戦略の象徴だから
精神的にも依存している部分があるからだ
だが現実は甘くない。
■ 株式の現状
含み損:約310万円
日米通算の確定損益:+50万円
👉 実質:約260万円の含み損
数字だけ見れば、
「下手な投資家」に見える。
だが、私はここを切り分けて考えている。
私は「価格」ではなく「機能」を買っているTSYYもIGLDも、
私にとっては値上がり益狙いの商品ではない。
TSYY=毎月金を運んでくる装置
IGLD=相場の荒れを緩和する保険
含み損は、
装置の購入費用がまだ回収途中なだけだ。
問題はただ一つ。
このキャッシュフローが
どこまで「持続可能か」。
社畜であることを、私は否定しない
私は社畜だ。
転職を重ね
パワハラで壊れ
離婚も経験し
メンタルの脆さも自覚している
だからこそ、
労働一本足打法の危険性を骨身に染みて知っている。
私は、
労働(95万)
資産(分配金102万)
事業(不動産35万)
この三本脚で立っている。
どれか一本が折れても、
即死しない構造を作っている。
この章の結論
私はまだ勝っていない。
含み損はある
TSYY依存も強い
精神的に安定しきっていない
だが一つだけ言える。
私はもう、
「会社に切られたら終わりの人間」ではない。
社畜であることを認め、
その上で資本主義に適応しようとしている。
第4章 成功者はなぜ若さと生殖に引き寄せられるのか──資本主義が隠すオスの本性と、その代償
このラインより上のエリアが無料で表示されます。
私は、資本主義の成功者たちを見てきて、ある確信に近い感覚を持つようになった。
それは――
成功者ほど「理想的な人格」を演じるが、
深層では極めて原始的な欲望に突き動かされている
という現実だ。
その象徴的な事例として、近年あらためて注目を集めているのが
ビル・ゲイツの一連の問題である。
ビル・ゲイツという「成功の極致」
ビル・ゲイツは、
世界的企業の創業者
巨万の富
知性の象徴
慈善事業の顔
という、
**現代資本主義が生んだ「理想的成功者像」の体現者だった。
だが彼自身が、
不倫関係を認め
エプスタイン元被告との関係を「大きな過ち」と認め
判断の甘さと責任を公にした
ことで、ひとつの事実が浮かび上がった。
成功は、人を聖人にはしない
これは「個人の堕落」ではない
重要なのは、
これをゲイツ個人の道徳的欠陥として片付けないことだ。
進化心理学の視点で見れば、
彼の行動はむしろ人類的に一貫している。
オスの深層動機は、今も昔も変わらない
生存能力を示す
優位性を誇示する
若く健康なパートナーに選ばれる
遺伝子を残す
金・知性・権力は、すべてこの目的のための「シグナル」**だ。
資本主義が用意した「安全な仮面」
問題をさらに複雑にするのが、
現代資本主義がこの欲望を直接語らせない構造を作ったことだ。
だから成功者は、こう語る。
- 社会貢献
- 使命感
- やりがい
- 人類の未来
これらは嘘ではない。
だがすべてではない。
建前の言語と、本音の衝動は、別の階層で動いている
権力が大きくなるほど、ブレーキは壊れる
ビル・ゲイツの件が示したのは、
**「欲望そのもの」よりも「抑制の消失」**だ。
周囲が止めない
忖度が増える
批判が届かない
正当化が進む
この環境では、
- 欲望は自然に肥大化する。
- それは犯罪性の問題以前に、
- 人間の制御構造の問題である
エプスタイン事件が暴いたもの
エプスタイン事件は、
成功者
権力者
富裕層
が、どこまで逸脱しうるかを可視化した。
ここで重要なのは、
誰が悪いかではなく、
なぜ止まらなかったか
だ。
私がここから学ぶ現実
私はこの一連の構造を見て、はっきりした。
金を持つことは危険にもなり得る
魅力は自制とセットでなければ破壊的
欲望は否定するものではなく、管理するもの
だから私はこう考える。
金・筋肉・メンタルは
「支配する力」ではなく
自分を壊さないための装置でなければならない
この章の結論
ビル・ゲイツの問題は、
成功者の「裏の顔」を暴いたのではない。
それは、
成功とは、人間の原始的欲望を
隠し、増幅し、時に暴走させる構造である
という現実を示した。
私は、そこに飲み込まれない。
金は自由のために使う
筋肉は尊厳のために鍛える
メンタルは欲望を制御するために強くする
この社会では、
清廉さだけでは生きられない。
だが、獣になる必要もない。
自覚した人間だけが、戦略を持てる。
5章 私の生存戦略──金・身体・メンタルを統合する
ここからは、抽象論ではなく私の実装だ。
金融市場──恐れず、しかし盲信せず
私は金融市場を信仰していない。
だが、無視もしない。
市場を日々観察する
欲望と恐怖の振れを読む
チャンスが来たら、計算したリスクを取る
目標は明確だ。
金融資産1億円以上
これは見栄ではない。
選択肢を失わないための防衛ラインだ。
人的資本──上げすぎて壊れた経験から
私は3回の転職で、
年収を1600万円水準まで引き上げた。
だが代償も大きかった。
日本特有のムラ社会
村八分的な空気
HSP気質との相性
結果としてのうつ
ここで学んだのは、
能力を上げるだけでは生き残れない
という現実だ。
私の対策は「反応しない身体」を作ること
筋トレ
ウォーキング
心拍と呼吸を整える
感情で反応しない。
身体から鈍感になる。
外見と身体──生殖能力を「強く見せる」
この社会では、
「内面」は外見を通してしか評価されない。
だから私は、徹底的に整える。
髪
肌
眉
ヒゲ
鼻毛
体重
服は新品でなくていい。
クリーニングされ、清潔であることが重要。
これは虚飾ではない。
「私は生き残れるオスだ」という
非言語シグナルを出すための戦略
知性と精神──読み、洗い流し、出し続ける
私が信じている習慣がある。
本を読みまくる
文字シャワーを浴びる
思考をアウトプットする
知識は溜めると腐る。
流して、循環させてこそ意味がある。
このループが、
判断力
自信
精神の安定
を同時に支えてくれる。
社会資本──近づかないという選択
最後に、もっとも重要な原則。
君子危うきに近寄らず
争いに参加しない
評価ゲームに深入りしない
不要な人間関係を持たない
社会資本とは、
「人脈」ではなくリスク回避能力だと私は考えている。
最終結論
私はもう、
理想の社会を夢見ない。
代わりに、
金を管理し
身体を鍛え
メンタルを鈍感にし
知性を循環させ
危険から距離を取る
この統合戦略で生きる。
この社会では
賢く、強く、静かな人間だけが
長く生き残れる
終わり


コメント